ごあいさつ 三好 祐輝(みよし ゆうき)
当教会のホームページをご覧頂きありがとうございます。
2023年4月から月寒教会に赴任しました。
以前は役者をしており、物語やダンスなど、楽しいことが好きです。
キリスト教と演劇を繋げて、聖書の物語をより身近に感じてもらえたらと思っています。
月寒教会は毎回30人前後で礼拝をしている、アットホームな教会です。
大人と子どもが一緒に礼拝しています。
ぜひ一度いらしてください。
ご一緒に礼拝できますのを楽しみにしています。
★牧師プロフィール★
京都市出身。クリスチャンホームに生まれ幼児洗礼。大学卒業後、7年ほど東京で役者をした後、フランスに2年間の演劇留学。パリ・プロテスタント日本語キリスト教会で召命を受け、帰国後、同志社大学神学部に社会人編入。
2020年3月に同志社大学神学研究科を修了し、2023年3月末まで愛知県の南山教会で伝道師・副牧師。
2023年4月より月寒教会牧師・こども園しののめ宗教主任。
教会員の証し 『鉄の人生』 神埜文典さん(教会役員・こども園理事)
33年間務めたクリスチャン企業を定年直前の59歳で退職、起業し(鉄工所、カンノメタルプロ)、2023年8月からは11期目を迎えております。
長年の夢がかなって、鉄工所を経営することができましたが、日々の歩みは決してバラ色でありません。営業面ではライバル会社との受注競争、晴れてよく受注が決まったとしてもその納期・品質管理の問題、また労務管理(今でいう働き方改革)。そしてお金に関わることです。前任の会社でも取締役をしていたので会社の収益についてはわかってはいたのですが、いざ自分で始めると帳簿上では収益が上がっていても実際に現金があるなしは全く別という現実を知ることになりました。まさに勘定あって銭足らずです。特に鉄工関係は長年の商慣習で手形による支払いが多く、弊社でも売掛金の回収の7割ほどは手形です。手形とは、約束した期日に額面の金額をお支払いするという証文(いわば紙切れです)です。例えば、4月の始めに終えた仕事があり、お客様の締め日である4月30日に請求書を出し、支払日の5月31日に120日手形を集金したとしましょう。120日手形ですから、4か月後の9月30日に現金に初めて現金になるわけです。少しでも早く現金にしたいとなれば金融機関に持ち込み所定の割引手数料を払い現金化します。
いささか仕事の話が多くなり申し訳ございません。
『だから、人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい。これこそ律法と預言者である。』(マタイによる福音書 7章12節)この箇所は黄金律(英語でGoldenRule)といわれ、キリスト教の根本的倫理です。この「黄金律」を実践することが、ビジネス、ついては人生を生きるうえで大切なことであると考えます。
『自分にしてほしいことを、相手にもする』というのがビジネス成功の秘訣ではないでしょうか。特に、営業においては、
- 公正。つまり、嘘を言わない、騙さない、言い逃れしない、ということです。この姿勢は、顧客の信頼を勝ち取ります。
- 品質。常に良い品質の商品を提供することが、評価につながります。
- 顧客中心。自分の意見を押し付けるのではなく、相手の考えをよく聞きだす。
3代目牧師の由井先生がお辞めになっての無牧時代に代務者であられた矢島信一牧師が良く言っておりました。
「ひとの話を聞くことは自分の話をする以上にパワーがいる」
聖書のみ言葉ではありませんが、アメリカ合衆国の第16代大統領【エイブラハム・リンカーン】は多くの人を励まし勇気つける名言・格言を残しました。その中でも、わたしの好きな2つの名言・格言をご紹介させていただきます。
一つ目は、『あなたが転んでしまったことに関心はない。そこから立ち上がることに関心があるのだ。』
二つ目は、『私の歩みは遅いが、歩んだ道を引き返すことはない。』
- 物つくりを通じて地域社会に貢献する
2. 雇用を維持することにより従業員・家族の物心両面の幸福を守る
3. 利益を創出し、神・株主・地域社会に還元する
この3つの創業理念で会社を設立しましたがまだまだ道半ばです。今でもよく転んでおります。
しかし、どう立ち上がるかと努力し、祈り、そして最後は神様の御手におゆだねするとき人間の思いとは違う大きな力が働くと信じております。
「神を愛する者たち、つまり、御計画に従って召された者たちには、万事が益となるように共に働くということを、わたしたちは知っています。」(ローマの信徒への手紙 8章28節)
※証しとは、その人の人生にどのように神さまが関わってくださったのかといったことを証言することです。信仰とは生きる上での核となるものですから、精神的な面だけでなく、日々の生活のすべてのこと、仕事などにおいても関係してきます。
※これは神埜さんが以前、礼拝の中で証しされた一部を抜粋、編集したものです。もっとお話を聞いてみたい方は、ぜひ教会にいらしてください。(牧師)